第2章 ストーカー
「えーと、ここは多分十四松のいると思われる河原。」
「いると思われる」
「え、すっごく写真撮るね!俺のこと取ってくれてもいいんだよ?」
「え、いいんですか?ほんとに?」
「ほんとほんと。ほら。好きなだけ!」
「え、じゃあ、今から覚悟してね!」
そんな〜兄さんを自由に取っていいなんて、ホントに兄さんマジ兄さん。
こんなどこの奴かも分からない女に写真撮らせてあげるってもう、マジで神じゃん?人間国宝だよ!
「嬉しそうで何よりだよwほら、十四松いるじゃん。」
「あ、ホントだ。」
兄さんが十四松って呼びながら手を振ると手を振り返してくれる。
ホントに天使だなぁ。
てか、私ホントにしか使えなくなってる。
でも、ホントにマジで。
そんくらい可愛いんだよぉー!!!
その後行ったところが
「ここは一松が多分いる路地裏。」
「多分。」
「おーい、一松~。いるかー?」
「…何。猫逃げちゃったじゃん。大声出さないでよ。」
「ごめんごめーん」
「こんにちはー」
「え、来てたの?」
「街探検です。いつもここで猫ちゃんと一緒にいるの?」
「え、ぅ、毎日ではないけど…」
「そか。抱っこしてる猫ちゃん可愛いね、」
「あ、その子メガネかけてるみたいだよなー。変な柄だよな。」
「…可愛いでしょ。」
「うん!すっごく!」
「抱っこさせて貰えば?」
「…いいよ。」
そう言って立ち上がった一松君がエスニャンを渡してくる。
あ、でもまだエスニャンになった事ないからエスニャンじゃあないのか。
え、てかちょっと触れた一松君の手が以外に男の子っぽい。
体温高いんだな。
「モフモフ。可愛いでんなぁー。」
「すっげえ、触らせて貰ってる。俺なんかスグに逃げられたのに」
「兄さんがうるさいから。」
「うへぇ、フワフワしてるんだにゃー。すっごく可愛いんだにゃーw」
「キャラどうしたしw」
この、お腹のモフモフ感たまらない。
スリスリするとエスニャンからもスリスリしてくる。可愛い。
「はぁー、エスニャンは可愛いなぁ。」
「エスニャン?」
「え、あ、なんとなくそんな感じの名前が思いついただけです。」
「センスどうしたしw?」
「エスニャン…」
「あ、ごめんね、一松君の所に戻る?」
「ほら。おいで」
エスニャンが飛んで一松君の所に戻っていく。