第11章 自分の気持ち
「アイス…買って来たんだけど?」
「あっ!蛍!ありがとう!今先輩たちに会って…」
蛍が後ろから声をかけたので
振り向き事情を説明しようとしたら
遮るように
「皆さんどうも」
挨拶をしていた。確かに挨拶は大切だもんね…。
「月島も一緒だったのか。スイーツ食べ放題行ってまだアイス食えるのはすごいな!」
「そーですか?あっここのアイス美味しい!!あっ、蛍、大地さん達カラオケ行くんだって~!どんな歌うたうのか謎だよね~!!」
渡されたアイスを食べながら何気なく蛍に話題を振った。
「お前らも予定がなければ、一緒にカラオケ行くか?」
「「ちょ、大地!!!」」
「え?あ?え~と…」
どうしよう…。なんて断ればいいのかな?
それとも蛍は行きたいかな?
あたしは二人っきりでこのままいたいんだけどなぁ~…。
なんて考えていたら