第11章 自分の気持ち
ゾンビを倒すゲームで。
中に入ったら少し恥ずかしくなった。
暗い中二人っきりで…
蛍は何ともない顔をしていたからあたしも気を取り直して。
最新型のゲームらしく、椅子が動いたり、風が出たりと面白い。
途中で出てくるビビり度と言うのも面白く
蛍が
「僕は全然ビビッてないからこれ壊れてるんじゃない?」
なんて言いうからまたそれが面白くて。
蛍は上手にゾンビを倒していくけど
あたしが足を引っ張てしまい一回コンティニューして
そのゲームは終わった。
次に目に着くものがなく
店内をぶらぶらしていると店員さんが
カップル限定でプリクラが安くなるというビラをあたしにくれた。
一枚くらい欲しいと思い
蛍に駄々をこね無理やりプリクラコーナーに連れて行った。
嫌がってるだけあって
なかなか枠に入るようにしてくれなくて…
「蛍、屈んでくれないと顔が入らないよ!!」
って少し文句を言ってみたら