• テキストサイズ

【イケメン戦国】~矛盾の上に咲く華~

第1章 【家康】私の知らない君と、俺の知らない君


(終わった...)



長かった軍議もようやく終わり、
疲れでぐったりとする家康(花蓮)。


(普段から口数の少ない家康だから、どうにかなったけど...)

それでも、彼にしか分からないこともあり、
意見を求められる場面もある。


昨晩のうちに渡された軍議用の資料と、
事情を知ってる三成のおかげで
どうにか乗り切った。



「お疲れ様です、家康様」



「あ、三成く…」


君付けで呼びそうになるのを慌てて堪える。



「大変だとは思いますが…何かあったら相談に乗りますので、暫くの辛抱ですよ。

例の件、調べなくてはいけないので、僕はこれで…」

そう言うと、三成は広間を後にした。



心細いからもう少し一緒に居たかったけど…。




彼の目がいつもより腫れぼったかったのは、
きっと私たちのせいで
徹夜をさせてしまったからに違いない。



(ただでさえ毎日忙しいのに、大変なことに巻き込んじゃったな…)



「おい、家康」

三成の後姿を見送りながらぼんやりしていると、
今度は秀吉に呼び止められる。


「秀吉…さん」


「アレ、後で部屋に持ってくから待ってろよ」


「?」


なんのことか分からない私は、首を傾げたが、
秀吉は横目でニヤリと笑うと
そのまま自分の御殿へと戻っていった。
/ 30ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp