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いつもの電車

第15章 14章 短い時間で。


私が留学に行くと決めてから一ヶ月がたった。

もう一月末。


気付けばあとすこしでバレンタインの時期だ。


なんやかんやバタバタしていて梨雄とは会ったりはしているもののクリスマスプレゼントを渡せづにいる。


バレンタインにまとめて渡そうと思っているものの、遅れたから早く渡した方がいいのかとかいろいろ考えてしまう。


私も4月からは海外だ。


いつもの電車に乗ることもなくなってしまう。


今、この瞬間がとても貴重な時間に思える。



あと二ヶ月もすれば梨雄とも毎日のように会えなくなる。


電話もするし手紙も書くといっていたが、それだけじゃ足りないなと感じながらもがんばろうと思った。



もともと海外に行くのはなにか新しいことを見つけたいと思って行くものだしそこまでなにか目的があるわけじゃない。


けれど、行けばなにか見つけられるんじゃないか、そうゆう希望秘めて私は留学を決めた。



梨雄にも何かしらの負担はかけるかもしれない。


けれどなかなか会えない中でなにか他で支えたいなと思う。
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