第14章 13章 新たな嵐
いつも通り電車に乗るとそこには梨雄の姿。
今年初めて梨雄と会う。
梨雄は笑顔で「あけましておめでとう。あとおはよ」というので私も「あけましておめでとう。」という。
またいつも通り彼と日常あった話をした。
今は時期的にお正月の話でもちきりだ。
とかいいながら私は一人でお正月をすごした。
両親はいつも通り仕事だし、かといって親戚で集まるようなことはしないためただただ日常な中に年越蕎麦等があるだけ。
その話をすると「マジか。それなら来年は一緒に過ごそう」と梨雄はいう。
私は頷きながらも彼に聞こえない声で
「いられたら....ね」
といった。