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いつもの電車

第13章 12章 光の指す方へ


自分でやっときながら緊張で自分が敬語を話していることに気づく。



恥ずかしかったのか梨雄は顔が赤くなっているし、沈黙が続いている。



しばらくすれば梨雄は「もうそろそろいくか。ただでさえ遅くなるし。」そういって先に立つと私に手を差し出す。



私はその手をとり立ち上がると唇にさっきと同じ感触がした。


唇と唇が離れるとそこにはすこしいたずらに笑う梨雄がいた。


「さっきの、急でどんなのか忘れたから」そう梨雄はいう。



さっき顔を赤くしていたとは思えないくらい大胆だった。




私は「梨雄って子供みたいなところもあるんだね」そういってバイクのもとへと歩いた。


すこし私は微笑んでいたと思う。


バイクの元へいくと後ろから梨雄も来た。


私は先に駐車場につくとすぐに梨雄も駐車場について「やっぱしばらく授業以外で走ってないと結構つらいな」そういって苦笑いしている。



さすが本気で部活を去年までしていただけあって足がはやい。


時間も時間なので私たちはバイクを発進するよういをしてその場を後にした。
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