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いつもの電車

第13章 12章 光の指す方へ


梨雄Side


一瞬何が起きたかわからなかった。


キスして数秒後に気づく。


キスしていたことに。




大胆なものだ。顔一つ赤らめていない。



それとともに自分がすごく熱くなっていることに気づく。


「あ、嫌だったかな...」と澪が言う。



嫌なわけがない。



「そんなことないよ。ただ、その、急だったからびっくりしたって言うかなんていうか」と返したが動揺していて言葉になっていないことに気づく。




そのあと俺は「嬉しかったっていうか」と返した。



それだけはごまかしてもごまかしきれない事実だ。





すると「よかった、です。クリスマスプレゼントは改めて用意しますね、用意しわすれちゃったので。」という。




俺から見れば今のが最高のクリスマスプレゼントなわけだがそれはあえて伏せておく。



いつのまにか雪がすこし降ってきていて雪の降ってる海はなかなか見る機会がないがすごく綺麗だった。



澪とのこの思い出は一生忘れることはないと思った。
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