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いつもの電車

第13章 12章 光の指す方へ


やんわり話しているとパスタが運ばれてきた。


そこには色とりどりの野菜がちりばめられたパスタと何故か頼んではいないはずのピザが並んだ。


店員さんは「そちらのマルゲリータピザは店長からのサービスです。もしよろしければお召し上がりください。失礼致します。」とさっていってしまう。



けれどそのマルゲリータピザはとってもおいしそうで私は「いただきます」と言ったあと真っ先に手を伸ばした。



すると梨雄も「いただきます」といってピザに手を伸ばす。


そのピザを私は口に含むとそこには今までに食べたことのないピザの味が広がった。


とってもおいしくてたまらない味だった。



梨雄を見るともうそこにはさっき彼の取ったピザの切れはなく、私に「これ、おいしいでしょ。兄貴の自慢料理なんだ。俺は兄貴の料理の中で一番これが好き。」そういって私に笑いかける。



これが梨雄の好きな食べ物なんだ。



それを知れたことがすごく嬉しかった。



そして次はパスタに手をつけるとそれもすごくおいしかった。



私は全部食べ切り「ごちそうさま、おいしかったです。」そういうと梨雄はとっても嬉しそうに「ごちそうさま」といい、食事は終わった。
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