第12章 11章 環境変化と心境変化
そのあと誠くんは「二人の邪魔するわけにいかねーし、俺のことは後日でも話せるから今日は帰るわ。」そういって帰っていってしまった。
今は7時半。
これから勉強しても大丈夫な時間だろう。
だが正直、勉強などしたくなくなってきてしまった。
梨雄は「俺らのことで長引かせてごめん。さ、勉強しますか。」そういった。
見ていて梨雄も気が進まないように見えたので私は「もしかして気が進まない?」そう聞いた。
すると「澪といられるなら気が進まないことでもしたいんだよ。ただ、そう見えてたならごめん。」というので私は「私も勉強する気分じゃなくなったから別のことしよう?」そういった。
すると「え、でもいいのか。」そういう。少し動揺しているようだ。
なので私は「うん。遊びたいっていうか。ゲームとか!」そういった。
すると梨雄は「澪もゲームしたいとか思うんだ?よし、やるか!」そういって私にゲームのコントローラーを手渡した。