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いつもの電車

第11章 10章 距離感


梨雄Side

こいつら、俺のことをおいて話を進めてる。


今の話の主役は俺だと思う。


それどころか澪にもう一度付き合うよういってみるとか矢上が言いはじめた。


意味がわからない。


誠は「お前、何言ってるんだ?」と矢上に言っている。




当たり前だ。


俺はそれに続けるように「お前人の彼女略奪すんな。俺、昨日付き合い始めたばっかなんだけど」と半ギレでいった。


すると桐崎は「あ、もしかして工藤が付き合い始めたのって岬ちゃん?」という。


すると誠は「桐崎、ナイス。ビンゴ」という。


矢上は「世界は残酷だな」と言いはじめた遠くを見つめはじめた。


こいつは失恋すると毎回こんな感じだ。



前の彼女の時は自分が告白したわけではなかったからこんなことにはなってなかったがこいつが自分からアタックすると毎回こうゆうことになる。


正直めんどくさいけどこうゆうところも含め友達としてすごい好き何だと思う。



そのあと俺に衝撃なことを矢上はいった。

「悔しいけど友人の幸せはうれしい。よかったな」


俺はその言葉を聞いたとき感動の涙が頬を伝った。


「男泣きかよwなくなって工藤。幸せが逃げるぞ?」

と桐崎がいったあと
誠が

「それため息じゃないか?」

という。


俺は「泣いてない。泣いてないからな」と半論する。



俺はやっぱりこのメンバーが好きだ。
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