第10章 9章 新たな姿
梨雄Side
澪から帰り際メモを渡された。無言で。
そのメモには
『お話したいことがあります。今日文化祭の片付けの後会えませんか?』
とかいてあった。
俺は片付けを終わらせてから澪に連絡いれた。
俺は電話が良くて電話をかけると彼女はすぐに出てくれて。
俺は「メモみた。さっき片付け終わったんだけどどこ行けばいい?」と聞いた。
「じゃあ30分後に前いった展望台に来てもらえますか?」といってきた。
俺は「わかった。」そういうと電話が切れた。話って何だろう。
俺は展望台へとひたすら歩いた。
楽しみとともに。
現在地には15分ほど早くついてしまった。澪の姿はまだない。
俺は展望台にあった自販機で澪のためのオレンジジュースと自分のための砂糖とミルクの入ったコーヒーを買ってベンチに座った。オレンジジュースのみをポケットにいれコーヒーを開けて一口飲んだ。
それからしばらくぼーっとしてると女の子が歩いてきた。澪だ。
俺は軽く手をふった。
すると澪は「待たせちゃったよね。ごめんなさい。」
といった。
「俺が勝手に早く来ただけだから気にしないでいいよ。昼間は文化祭来てくれてありがとう。」そう返した。
澪は「こちらこそ呼んでくれてありがとう。楽しかった。」といった。
俺はその言葉に喜びを感じた。
俺は「横、座りなよ。」そういって席を少しずれた。
すると澪は「ありがとう」といってベンチに腰を下ろした。
「話って何?」おれがそう言うと澪が何か覚悟決めたように口を開いた。
「梨雄、あなたが好きです。」