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いつもの電車

第9章 8章 重なる想い、交差する友情


誠Side

思ってたことと自分の望みを全部澪にいった。 


多分何考えてるんだって思われたと思う。

けどあいつなら理解するはずだ。



俺は次の恋を探す。


次は、気持ちが吹っ切れたから自分のしたいように恋愛できると思うから。



あとはあいつらの後押しを俺ができる限りしてやりたいと思ってる。


梨雄はどう動くのかわかんねぇけどビビったりしてねぇかが心配だ。

あいつは部活辞めてからそうゆうところがある。


大事なものを目の前にして「壊すくらいなら離れる」を選ぶようにここ一年くらいでなった。

あいつが部活辞めたのはちょうど一年くらいまえだ。


あれからずっとあんな感じだ。

辞める前は仕掛けるとき誰よりも勢いがあった。


なんでも欲しいものは手に入れるっていうか。


そうゆうあいつがうらやましかった。


あいつは澪と出会ってから常に嬉しそうで楽しそうで。

その前まであった暗そうな無理矢理作った笑顔はなくなっていた。


多分澪はあいつに太陽のような明るい光で照らしてくれていると思う。


前のあいつに。

部活辞める前のあいつに戻れると思う。



そして太陽に照らされたあいつはまた俺に元気と笑顔をもっと与えてくれる気がする。
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