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いつもの電車

第9章 8章 重なる想い、交差する友情


梨雄Side


正直驚いてる。

澪が手を繋いでくれたことに。


多分怖かったのかなと思う。その弱みに付け込んで手を繋いだようになってしまったことが嫌だった。


けれど澪と手をつなげたことはすごく嬉しかった。




後少しで俺は自分のクラスに戻らないといけない。


とともに誠は俺と入れ替えで休憩だ。


俺は澪に「もうそろそろ誠休憩だろうから俺のクラスいこっか。」と声をかけて自分のクラスへ向かった。

お化け屋敷を出てから少しして手はいつのまにかはなしてしまっていた。

けれど俺達がお化け屋敷を出たくらいから周りは混みはじめていて今にも迷子になりそうだった。

なので俺は軽く彼女の手を引いた。


澪はなぜか少し嬉しそうだった。
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