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いつもの電車

第9章 8章 重なる想い、交差する友情


梨雄の文化祭当日。


私は梨雄に言われた通りの道を歩いた。

しばらく歩くとそこには花園学園文化祭と書いた大きな看板が立っていた。


新校舎のようで建物はすごく綺麗だ。


私はとりあいず着いたら連絡を入れるようにと梨雄に言われたので着いたとチャットを送った。すると数分のうちに返信がきて「校門でまってて。今向かいに行く。」とかえってきた。

気を使わなくていいのに。そう思いながらも梨雄の向かいを待った。

数分して梨雄が姿を現した。


私は「梨雄ー」と大きく手を降りながら笑った。

すると梨雄は私に気づきこちらに小走りで来た。


すると「ようこそ、花園学園文化祭へ。」といってくれた。

梨雄は制服を着ていて私は「梨雄はいつから教室のカフェに出るの?」ときいた。すると「俺は2時頃から。先に休憩なんだ。今は誠が教室にいるよ。文化祭6時まであるから途中からは誠に案内してもらって。だから2時までは俺とデート、してよ。」と言ってきた。


私は少し顔を赤らめながらもコクッと頷いた。


花園学園の文化祭はとても華やかで花園という名前だけあっていろんなお花の花壇などもある。

とても綺麗だ。

しばらくして学校内を歩いているとコスプレ写真館とやらがでてきた。私があんなのもあるんだというと梨雄は記念だから撮ろうといって私の手を引いて教室に入った。

プリンセスとナイトの衣装で梨雄と写真を取った。

ナイト姿の梨雄はすごくかっこよくて見惚れてしまいそうだった。

そのあと着替えて教室を出てたこやきなどの売店のようなものにいった。

限定のご当地みたいな食べ物から定番の食べ物までいろんな物がある。

見ているだけでお腹が一杯になりそうだ。


しばらくして私たちはお化け屋敷の前を通った。すると梨雄は「うちの学校のお化け屋敷、結構怖いんだ。行って見ないか?」とさそってきた。

私は楽しそうだなと思いその誘いにのった。
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