第2章 1章 初めて話した日
やがてあの人の降りる駅になった。
「またね」
そう言ってあの人は電車を下りた。
しばらく電車に揺られ私の最寄り駅にも着いた。
やがて自宅に着く。一軒家の自宅には誰もいない。電気も点いていない。両親は出張などで家にいることは少なく二ヶ月に一回帰ってくればいい方。いつも晩御飯は一人だ。
冷蔵庫の有り合わせで作ったご飯。それを食べながら今日あったことを振り返る。初対面の人間のはずなのにとっても楽しかった。
夕飯を食べ終わりさっさと風呂に入って課題を終わらせる。
やることも終わったので疲れた。
寝室にいってベッド寝転がる。
[明日も楽しみ]
そう思いながら私は眠りについた