第8章 7章 私の気持ち
誠Side
元々梨雄が好きな子を見てみたかった、そんな興味本意だったはずなのにその好きな子は昔よく公園で話た澪だった。
あそこで澪と再開するなんて予想外だ。
それに俺の中で1番の友達で親友が俺が昔から好きだったやつを好きなんて俺としてはどうすればいいのかわからない。
もちろん梨雄には幸せになって欲しい。
けれど俺は澪が好きだ。
もう澪を好きになってかなりたつ。
あの町を引っ越してからも澪を忘れられなかった。
引っ越したら忘れられるって思ってたけどそんなことは簡単じゃないんだった思い知らされた。
だから俺はいつかあいつと再開できますようにって流れ星を見る度願った。
叶うなんて思ってなかったけど。
だからこのきっかけを無駄にしたくない。
だから俺は決めた。あいつに告白すると。
フラれたらフラれたでそれでいいじゃねーか。
それも思い出だ。
後悔するよりはかなりまし。
そう思い俺はあいつをあの展望台に連れていった。