第8章 7章 私の気持ち
「帰り少しいいか?話したいことがある。」
私の肩を叩いたのは誠くんだった。
自分の中で梨雄なんじゃないかって期待した自分がいた。
けどそれ以上に誠くんとはあの日以来ゆっくり話せていないのでうれしい。
二日前一度誠くんから電話がかかってきて間違え電話だったのだけど少しだけ話した。
それからは話してない。
なので今日はゆっくり話せるかと思うと嬉しかった。
誠くんは「いつ出れそう?」ときいてきたので私は「すぐ出れるよ」そうかえした。
大事な話とは何だろう。
あの日重要そうな話はしていないはず。
けれど聞いたらわかる話だ。
誠くんが「じゃ、行くか。」そういったので私はそこの席を立った。
誠くんは梨雄に手を軽く降って先を行ってしまったので私は梨雄に軽くお辞儀をした。
そのあと私は誠くんの後を追った。