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いつもの電車
第16章 15章 少しのさよなら
私は翌日荷物を再び詰めていた。
明日の日付になった直後の便で行くため、先週で学校は最後だった。
友達とかもそこまでいたわけではないがひたすら楽しかった。
きっとこの先も楽しい事がある。
やりたいことが見つかる気がさえもする。
でもやっぱり、梨雄に連絡しなかったのが心残りで。
時刻はもう夜の10時。
もう空港に向かわないと行けない。
私はトランクケースをもって空港へと向かった。
心にたくさんの思い出を持って。
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