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いつもの電車

第15章 14章 短い時間で。


前ここに来たときは同じ歳くらいの男の人と出かけるのが初めてで緊張して仕方がなかった。




けれどいざ行ってみるとハプニングがありながらもすごく楽しくて、だんだん彼への感情が好きに変わった。



けれどそれでも気持ちは変わらなくてそれでも精一杯二人でもがいて、苦しんで。




けどこの先には幸せがあった。




留学したら会えない方が多くなる。



けれど私はこんな大きな試練も彼となら軽く飛び越えられる気がする。




この自信はどこから来ているのかはわからない。




だけど謎の確信がある。



もがき苦しみ足掻いた先には幸せがあるんだって思える。


彼はどう思っているかはわからないけど引っ張ってもらうだけじゃだめなんだって、



支えられるだけじゃなくて、









支えてあげなきゃいけないんだって思った。



彼とショッピングモールの中を歩く。





だいたいつれていかれる場所はわかってて、



初めてご飯を食べたパスタ屋についた。



ここは彼がかっこつけさせてほしいとかいって勝手に私の分まで会計を済ませたことがとても印象的だった。


二人でお店に入るとたまたま前と同じ席に通された。


彼は私に「初めて来たときと同じ席だな」と笑う。


私たちはそこで仲良くご飯を食べた。
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