第15章 14章 短い時間で。
彼は「花言葉は永遠の幸せ。もらってほしい。」といって私にその青いカーネーションを手渡してくれた。
私は留学の件や、他にもいろいろなことで彼を振り回したと思う。
だけどもそれでも私のことを守ってくれて、一緒に入れる時間はいてくれて。
何より彼は私を幸せにしてくれる。
青いカーネーションをもらってこの人は幸せにしてくれるって約束してくれた気がした。
私は「ありがとう。」といっていって花を受けとった。
やがて私たちは駅に向かった。
彼がどこに行こうとしているのかもわからない。
けれど私は何があってもこの人について行きたいと思った。
場所もそうだがこれから先の未来も。
私は留学したらこの人とはもう終わっちゃうんだって思ってた。
裏切られるのが嫌で私は別れたいと言った。
けれど彼は待っててくれるといって結婚の約束までしてくれた。
私と会えなくなるのが嫌で彼は私に怒ってくれた。
何で相談しなかったんだと怒ってくれた。
多分私にはこれ以上の人はいないと思う。
だから私は決めた、この人に生涯着いていくと。