第5章 5
そして今、俺は朱音の家にいる
あれから俺の仕事が終わるまで待っていてくれて、一旦俺の家に行き荷物をとって、二人で買い物をした
そして今現在
キッチンでは朱音が慣れた様子で料理を作っている
俺のために
何コレ!?
俺夢にもでも見てんの!?
これってまるで…新婚生活みてェじゃねェか!
『先生ー?出来たよ!』
「あ、おう」
テーブルに着くと、色とりどりの料理がこれほどかってぐらい並んでいた
「これ全部朱音が作ったのか?あの短時間で?」
『え?うん!全部簡単なモノだけどね!』
うん、これは是非嫁にほしい
そして味も美味しかった
これをいつも葉は食べているのかと思うと羨ましくて殴りたい
ここで俺は1つ疑問を抱く
「あれ?ところで今日葉は?」
『葉?葉なら総悟の家にお泊まりだって!』
今日ほど沖田くんに感謝したことはないだろう
ありがとう、葉を誘ってくれて
おかげで俺は朱音と…!
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