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3Z(2)
第3章 3
朱音side
総悟が出ていってから、あたしはまだ屋上から動けないでいた
総悟、ちゃんと神楽と話出来たのかな
ぼんやりと屋上の柵に身体を預け考える
…それよりも
『…いい加減出てきたら?いつから覗きなんて真似するようになったの?
晋助』
晋助の名前を呼ぶと、スッと影から人が出てきた
久しぶりに真正面から見る晋助は
脆く壊れそうだった
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