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第3章 3



朱音side

総悟が出ていってから、あたしはまだ屋上から動けないでいた

総悟、ちゃんと神楽と話出来たのかな

ぼんやりと屋上の柵に身体を預け考える


…それよりも

『…いい加減出てきたら?いつから覗きなんて真似するようになったの?









晋助』

晋助の名前を呼ぶと、スッと影から人が出てきた


久しぶりに真正面から見る晋助は


脆く壊れそうだった





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