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【黒バス】ねえ、大我

第2章 合宿


「え、ちょ、大我!?」
「監督!一番近い病院何処っすか!?」
「この坂下った所にある郵便局を左に曲がった所にあったと思うけど…って、火神くん!?」
「遥香センパイ足怪我してるんで病院連れて行ってくる!です。」


 そう言って走り出した大我。


「大我、私は大丈夫だから!てか、私泥だらけだし汚れちゃうよ!」
「んなの、構わねえっす。」


 長身である大我にお姫様抱っこされた私はすれ違う人々に注目された。大我はそれに気付いていないのか、気にしていないのか、真剣な表情で私を抱え病院まで走ってくれた。そして、その真剣な大我の表情に何故かドキドキした。多分、今まで感じた事の無い速度を肌で体感したせいだろう。
 そして、病院から戻るとリコちゃんと順平に死ぬ程怒られた。突如居なくなった私を探すために練習を中断し、皆で探していてくれたらしい。いやあ、面目ない。


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