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【イケメン戦国】イケメン恋戦♪

第2章 Happy birthday!~信長様奮闘編~


長「運転免許証?なんだこれは?」

その中でもとりわけ目を引いたのが『生年月日』の欄だった

長(5月13日?5の月の13の日ということか?俺の一日後というわけか?)

麗亞の生誕日が自分のすぐ後という事を知る。その時ふいに、何故か、秀吉の顔が浮かんだ。

長「あやつなら・・・・・。」

ふと何かを思いついた信長はその免許証をまた巾着に戻し、文机の上に戻した。そしてすぐ様、又、部屋を後にし秀吉を探しに行った。

襖が閉められたその後に、麗亞の部屋の天井裏でコトリと音がした。そして天井裏の一枚が外され。音もたてずに部屋に降り立った。

佐「危ない危ない、もう少し早く来ていたら信長様と鉢合わせする所だった。でも麗亞さんは居ないようだな。」

さっき信長がまじまじと見ていたものが気になり、佐助もふと文机を見る。

佐(なにか気になる事でもあったのかな?人の物を勝手に見るのは気が引けるけど、なにか重要な情報があるかもしれない・・・。一応確認をしないと)

そう思い、麗亞のリュックを手に取る。

佐「ごめん麗亞さん見せてもらうよ。」

そう言って中を見るとさっき信長かまじまじ見ていたものを発見。

佐「なんだ・・・運転免許証か・・・。確かに戦国時代の人には珍しいものかもしれないな。写真なんてものも珍しかったのだろうし・・。」

思いの他重要な情報が無いと解ったのでリュックにしまおうとした時ふと佐助も生年月日に目が留まった。

佐「ん?5月13日?? 成程、信長様の次の日なのか。これは重要な情報が手に入った。」

歴史ファンの佐助はその前の日が信長の誕生日という事を知っていたが、次の日が麗亞の誕生日だという事は知らなかっただけに。なんだかそれだけで、お得情報を手に入れたそんな気持ちになった。

佐(これはこちら側にとっても重要な情報だな。早速謙信様や信玄様に・・・あ、でもあの二人に言うとまた面倒な事になるのかな・・いや・・・。)

考え込んでいたが、遠くから足音が聞こえたのでふと我に返り、免許証をカバンにしまい、机に置くと。また音もなく天井裏へと戻りその場を後にした。

そんな二人の訪問者が来たとも知らずに麗亞は部屋に帰って来たのである。
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