第34章 10年越しの告白
「あっ、潤っ…もぉ、やめっ…」
俺の下で俺に揺すぶられてる翔さんは半端なく色っぽい。
「まだまだだよ…俺が諦めずに10年間追い続けたご褒美なんだからこんなんじゃ全然足りないっ」
ぐりっと腰を押し付けると翔さんが仰け反った。
「あぁっ…やぁ…も、許して…」
翔さんの瞳に涙が浮かぶ。
「翔さん、好きだよ…」
「俺もっ…あっ…だからっ、もう…やめっ!ああっ!」
挿れる前に2回、挿れてからも2回イッてる翔さん。休みなしで感じまくってるからキツいんだろうな。
でもね、今日はやめてあげないよ。
「『俺も』じゃ、なくて」
「あ、ん…俺も好きっ…だか、ら…おね、がい…も、や、めて…」
さっきから何度も繰り返されてるこのやり取り…10年分の『好き』貰わないとね。
「どうしようかなぁ…俺的にはまだ全然足りてないんだけど…」
翔さんの脚をぐいっと開いた。
「あぁっ!ダメだ、てば…こわれ、る…」
「壊れないよ…こんなことじゃ」
「あっ、あっ…だって、も、わけ、わかんな…」
翔さんが必死に首を横に振った。
「気持ちいいんでしょ?」
「あっ、ちがっ…」
「違くないよ…こんなに締めつけといて何言ってんの」
「ああぁぁっ、やあっ!もぉ、おか、しくな、るからっ…」
「いいよ、おかしくなって…もっともっと気持ちよくなってよ」
一度翔さんから抜け翔さんをうつ伏せにした。腰だけを持ち上げもう一気に突き刺す。
「ああぁぁーっ!」
翔さんのナカがギュウギュウと蠢き出した。
俺は翔さんにぶつけるように腰を打ち付けた。
「だめっ、あっ、あっ、じゅ、んっ…も、あぁっ!」
翔さんは両手でシーツを握りしめ額を枕にグリグリと押し付けて迫り来る快感を逃そうとしてる。
「翔さん…イっちゃっていいよ?
何度でもイかせてやるから」
翔さんの腰を両腕で抱え込みグイグイと腰を押し付けて最奥を突く。
「ああぁっ!やだぁっ…イっちゃぅっ!」
「翔さん、好きだよ…」
「じゅ、んっ…好きっ…あっ、ああぁぁっっ!」
弓なりに背中を反らせた翔さんはそのまま布団に沈んだ。