第26章 What is your dream ? #9
はじめは遠慮気味に動いてた智くんも次第と大きな動きに変わっていった。
「あっ、あ…あぁ…」
気持ち良くて、俺の口から漏れ出る声が抑えられない。
「しょ、おくん…気持ちいい?」
うっすらと目を開くと俺のことを見下ろす智くん…いつもより熱い視線で俺を見つめる智くんに頷き返した。
それに応えてくれたのか智くんが更に奥に入ってくる。ある一点を擦ると今までと違う快感…思わず身体が跳ねた。
「ああっっ!」
「翔くん?」
「あ、さと、しく…そ、こ…」
「え、ここ?」
同じ所を智くんが擦る。
「ああぁっっ!ダメぇっっ!」
「うわっ!何、ここ、気持ちいいの?」
智くんにそう聞かれ恥ずかしくなった。
「そっか、わかったよ」
そう言った智くんは容赦なくそこを攻め立てる。
「あ…あ、んっ…さと、しく、ん…ヤ、メっ…」
「な、んで?…いっ、しょに、きもち、く、なるん、だろ?」
おかしくなりそうなくらい気持ちいい…
智くんの腕を握りしめその快感から逃れようとしたのにそんなんじゃ耐え切れなかった。
「やっ!も、わけ、わか、んなっ…」
理由もなく涙が溢れる。
「だ、じょぶ…俺に、つかま、て…」
智くんにすがるように腰に手を回ししがみついた。
「あっ、あぁ!さと、しくんっ!」
「い、くよっ…しょ、お…」
智くんが思いっきり俺のナカを突き上げた。
「ああぁぁっっ!」
なにこれ⁉凄く気持ちいい……俺の中心から熱が吐き出された。
その直後動きを止めた智くんが身体を震わせた。智くんもイッたんだ…良かった、一緒に気持ち良くなれた。