第16章 sincerely

翔の脚に脚を絡ませ開かせると下の口に少しずつ指を侵入させグリグリと解していく。

「ぁつっ…」

「痛い？」

「あ、いえ…少し熱いだけ…」

「大丈夫か？」

「はい…」

指の数を増やして翔の気持ちいい場所を目指した。

「あ、んっ！」

「あ、絞めるな翔」

「あ…だ、て…そこ…」

「気持ちいいか？」

耳元で囁けば更に締め付けられる指と目の前には紅く染まる耳。

「ふふっ、恥ずかしがっても身体は正直だな…」

翔のナカから指を抜くと腕を取り立たせた。

「出るぞ」

風呂から上がりバスタオルで水分を拭き取り、翔の手を握り脱衣場から出ようとすると立ち止まる翔。

「智さんパジャマ…」

「すぐ脱ぐんだから要らないだろ？こんなにしといて何言ってんだよ」

翔の中心に優しく触れた。

「あんっ！」

「ほら、行くぞ！」

歩みを進め寝室へ…ベッドの上に向き合って座るといきなり翔の中心を握った。

「あっ…」

ビクッと震え甘い声を漏らす翔…俺を見つめる翔の潤んだ瞳を見つめ返しながら身体をゆっくりと前に伏せていった。

「えっ？」

驚く翔を余所に俺は翔の中心を口にくわえた。

「やっ！智さん！何してっ…！」

腰を引こうとするから片手で腰を抱き寄せた。

「やだっ！やめて！智さん！」

必死に俺の肩を押し返そうとする翔…はじめての行為に抵抗するけど俺が頭を上下に動かしはじめると翔の中心がピクピクッと脈を打った。

「あぁっ！やっ、あっ、あ、んっ！」

俺の肩を押していた手が離れ身体を支えるように両手を付いた。

舌を使って舐めあげると背中を反らせ天を仰ぐ。

「あぁ、さ、としさん…だ、め…出ちゃ、う…」

「いいよ、出せよ…」

再び含むと口をすぼめて、吸い上げるように顔を動かす。

「い、やぁっ…やだっ！イ、ちゃう…離してっ！」

翔が首を横に振り俺から逃げようとするからガチッと腰に腕を回した。

「あぁっ、さ、としさん…」

翔の声から力が抜け身体が強ばったかと思ったらビクっと震えて俺の口へ熱を吐き出した。