第13章 おいしいひととき
「あ、潤くん、やめっ…」
シャツの上から撫でるだけで翔さんの身体はピクリと反応する。胸の辺りを執拗に撫でてると指先に触れる硬い突起物。軽く摘まめば翔さんの背中は弓の様にしなった。
「あぁっ!」
「翔さん、ここ感じるの?」
そう耳元で囁けば顔を紅く染め首を横に振る。
もう一度摘まむとまた身体が跳ねた。
「あ、んっ…やだ…じゅ、くん、や、めて…」
涙目で俺を見つめてくる。
「なんで?ほんとは気持ちいいんでしょ?」
「だって、恥ずかしい…はじめてなのに、そんなとこ触られて感じちゃうなんて…」
あー!もぉ!なんでこんなに可愛いんだよ!そんな事言われたらもっと気持ちよくしてあげたくなるだろ。
俺は翔さんのシャツの裾から手を忍ばせ直接突起を弄った。
「あっ!」
優しく先端だけを指先で撫でる。撫でる度にピクピクと動く翔さんの身体と同じリズムで漏れる喘ぎ声。
「あ、あ、あ、やぁっ!潤っ!」
シャツを捲りあげ突起に吸い付いた。
「あぁっ!」
翔さんの中心に手を伸ばせば既に張り詰めていた。
「あ、や、めて…じゅ、ん…」
涙目ですがるように俺を見る。
「やだ、もう止められないよ…」
スボンの上から強めに撫でると翔さんの身体が震えた。
「ああぁぁっ…」
「気持ちいいんでしょ?素直に感じて?恥ずかしくなんてないんだから…俺が翔さんを気持ち良くしてるの、だから翔さんが恥ずかしがることなんてないんだよ?全部俺のせいなんだから…」
そう言ってあげると翔さんはうっすらと目を開けて俺を見つめた。
「いいの?素直に感じて…俺変じゃない?」
「馬鹿だなぁ…変なわけないじゃん、俺がそうさせてるんだから」
「うん…」
翔さんは微笑み身体から力を抜いた。