第12章 gift

撫でられ続けてると気持ち良くなってきて身体から力が抜けてくる…智さんの肩に置いてる手で身体を支えるのが精一杯…

「あっん、さと、しさ、ん…も、やぁ…」

「なんで？翔気持ち良さそうな顔してるよ？」

気持ちいいけど…気持ちいいからこそ焦れったくて次の刺激が欲しくなる…

「今日は翔が頑張ってくれるんだよね？」

「そ、なこと…言って、な、い…」

「自分で言ったよ？俺が『ゆっくり食べたい』って言ったら『今日は誕生日だから俺が頑張る』って」

「あんっ、あ、れは…食事の、はなし…」

「俺はそんなつもりで話してないし」

「や、ぁ、…ず、るい…」

智さんの手が内腿に回り撫でられると中心に熱が集まってきた…

「今日はこのまま、ここでしようね？」

俺の脚を撫でていた手が俺の下着に掛かった。

「やめっ！」

「翔のここ、もう硬くなってるじゃん」

「ひゃっん！」

中心を撫でられ声が出る…そのまま智さんの手が優しく俺の中心を握り擦り始めた。

「あ、あっ！さ、と…しさ…」

「いいねぇ、感じてる翔の顔下から見るの…すっげぇそそられるよ…」

「や、あっん、あ、はっ…ん！」

智さんから与えられる刺激が強くて何も考えられなくなってきた。

「翔…腰、揺れてるよ？気持ちいいの？」

智さんに指摘され恥ずかしいんだけど、それでも動きを止めることは出来なくて…

「あんっ、さと…しさ、も…イ、きそ…」

智さんの肩を掴む手に力が入る…

「いいよ、イケよ…翔」

甘い声が腰に響く。

「あ、あん、あ、ああぁっ…さとしさっ…」

熱を吐き出すとそのまま智さんに倒れこむ。

「翔…可愛い…」

耳元で囁かれ火照った身体が熱を増す。