第11章 幼馴染みのアイツ

雅紀の中心にローションを垂らすとゆっくりと雅紀が入ってきた。まだ痛みはあるけどさっきほどではない。

「あぁっ！」

「和、もうちょっとだから我慢して」

「ん…」

ふ～っ、と息を吐く雅紀。

「入ったよ和、大丈夫？」

「ん、なんとか…」

「動いていい？」

「いいよ…だけどゆっくりね…」

「わかってる」

そう言ったのに…

「あ、あっ！まさ！そ、んな、いきなりっ！」

雅紀に思いっきり揺さぶられてしまった。

「ごめん、和…止まれない…」

「あ、あ、んん、はっ、ばっ、か、…ま、さき…」

「ごめん、和、もうイクっ！」

俺の中心を握り激しく上下に擦る雅紀。

「あっ、ん、あっ、あ、ああぁぁ！まさっ！イ、ちゃう…」

「うん、一緒にイこう…」

更に激しく腰を打ち付けれ背中が仰け反った…俺の中の雅紀がビクビクと動く。

「あああぁぁっっ！」

「和っ！」

ふたりほぼ同時に熱を吐き出すと、はぁ～と息を吐いて雅紀が俺の上に倒れ込んできた。

「幸せ…」

雅紀がボソッと呟いた。

「何が幸せだよ、最初から飛ばしやがって」

「だからこうなることがわかってたから和に触れなかったんでしょ、それなのに触れてって言ったのは和じゃん」

「それはそうだけど…」

「和に触れたら俺の理性なんてあっという間にどこかに飛んでっちゃうんだから」

「でもさ、もうちょっと手加減してくれても…」

「だから無理なんだって、身体が勝手に動いちゃうの、それが嫌なら俺とはエッチ出来ないよ？」

「そんなのやだ…」

「だったら諦めなさい」

「…うん」

なんか上手く言いくるめられたような…