第11章 幼馴染みのアイツ
「はぁ~」
大きく息を吐いた。
「和続けるよ?」
「うん…」
雅紀が脱いだ洋服をゴソゴソと漁った。
「なに?」
「ん?ローション…これないとキツいから」
「え、持ってきたの?」
「うん、さっき家に帰ったとき持ってきた」
ボトルの中身を掌にのせ指に馴染ませた。
「和、足開いて…」
「え、あ、こう?」
軽く足を立て左右に開く。
「うん、それでいい」
雅紀の指が俺の後ろの口に触れる。普段誰にも触られたことのないそこ…吃驚して身体が跳び跳ねた。
「大丈夫だから、力抜いてね…」
深呼吸をしてふ~っと息を吐いた。
ゆっくりと撫でるように侵入してくる雅紀の指…異物感が半端ない。
「あ、雅紀、変な感じ…」
「我慢してね…これやらないと切れちゃうんだって」
切れる?そりゃそうか、指だけでこんなにキツいんだそれが雅紀が入ってくるとなると更にキツいわけだよな。
徐々に慣れてくると奥へ奥へと入ってくる指。
「あっあ、あっ、ん、ま、さき…まだ?」
「うん、だいぶ柔らかくなってきた…そろそろいいかな」
雅紀の指が抜かれ雅紀の中心にゴムを嵌めると入口に押し付けられた。
ゆっくりと入ってくる雅紀の塊…
「ああっ!い、たいっ!まさっ!」
思わず雅紀の肩を思いっきり掴んだ。
「ごめん!やっぱり止める?」
「やだっ!止めない…なんとかしてよ!」
涙が溢れそうになるぼどの痛み…やっぱり櫻井さんにアドバイス受けとけば良かった。
「あ、ごめん…ローション塗り忘れた…」
「馬鹿雅紀!そこ重要なんじゃないの?なんで忘れんだよ!」
「だって早く和に入りたかったんだもん」
なんだよそれ、散々ひとのこと待たせてたクセに!