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恋歌 《気象系BL》

第8章 Lovers


更にキスを続けると翔の腕が俺の首に絡まり激しく貪り合う。ほんとにキス上手くなったな…
最近、キスだけで俺もヤバいんだけど…

「はぁっ、んんっ…」

翔の首に軽く吸い付くと体がピクッと跳ねる。

「あっ、ん…ふっ…」

溢れる甘い声に誘われて何度も首筋にキスを落とすと翔が体を捩り喘ぎ声を漏らす。

「あぁっ…さと、しさ、ん…やぁっ、ん…」

翔の両手が俺の頭を挟み込み軽い抵抗をみせるが構わず続けた…シャツの裾から手を滑り込ませるだけで翔の体が大きく跳ねる。前よりも大分感度が上がって来てる。

「あっ、はぁっ…ん…」

シャツを捲り上げ翔の体に吸い付くと

「ああっ!」

翔の体が大きく弓なりにしなった。

「はあっ…あぁっ、ん、あ…」

チュッ、チュッ、と身体中に吸い付きながら手で撫で回していると翔が膝をすり合わせるようにしてモジモジと動き出した…下半身に手をそっと伸ばすと…今までにないくらい体をビクッとさせ急に起き上がった。

「やぁっ!」

瞳を潤ませ不安そうな顔で俺を見詰める翔…

「あ、ごめんな、さい…」

「大丈夫だよ…今日はここまでな?」

微笑んで優しく声をかけてやる。

「…ごめんなさい」

俯いて再び謝罪の言葉を口にする翔をそっと抱きしめた。

「いいんだって…そんな顔すんなよ…そんな顔させたい訳じゃないんだよ?翔に気持ち良くなって貰いたいだけなんだから…少しずつ進歩してるし」

翔が俺の肩に顔を埋めて頷いた。

そうだよ…ちょっとずつだけど、確実に進んでる。今だって一瞬触れた翔の下半身が少し反応してるのがわかった。徐々に翔の体が変わって来てるんだ…もっと理性を無くさせないと…
ちょっと焦りすぎたか…もうちょっと時間を掛けないと駄目だな。

俺の翔攻略の為の研究は日々続いてる。
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