• テキストサイズ

恋歌 《気象系BL》

第7章 first mission


シャワーを浴びるために裸になると、もうしないなんて言っていても若い俺たちにそんなことは不可能な訳で…しかもさっきの智さんの喘ぎ声に多少反応していた俺の下半身…

風呂場でしっかりと和を堪能させて貰ったんだけど、和の限界を越えてしまったらしい…足腰が立たないと和の泣きが入った。

「潤くんのばか…もうしないって言ったのに…」

「ごめん、つい…」

着替えの終わった和を抱き上げ翔さんたちの部屋の前で声を掛けた。

「翔さん、風呂出たよ」

『おう、分かった』

そのまま和を連れリビングのソファに座らせた。

「大丈夫?和」

「…大丈夫じゃない、やり過ぎだよ…」

恨めしそうに俺を見る和。

「ごめん…だって次いつできるか分からないし…やり貯め?」

「何バカなこと言ってるの」

怒りながらも頬をピンクに染める和。

「だってさぁラブホだって金掛かるし、しょっちゅうは行けないじゃん」

「どんだけ行こうとしてんの?」

「ん~、俺は毎日でも行きたい」

「無理だよ…俺の体が持たない」

「ははっ、冗談だよ…でもそう思えるくらい和が魅力的なんだよ?」

和をそっと抱きしめた。

「なんだよ、お前らまだやり足りねぇの?」

後ろから突然声を掛けられびくっとして振り返った。

「翔くん!」

翔さんの後ろにいた智さんがぺしっと翔さんの頭を叩いた。

「いたっ…ごめんなさい、もう言いません」

「ごめんね、ふたりともお腹すいたでしょ?すぐご飯にするからね?」

「あ、智さん、朝ご飯俺作るよ」

「え、いいよ…潤はお客様なんだから」

「いいって、智さんも疲れてるでしょ?朝からハードだったもんね」

そう言うと智さんの顔が紅く染まった。

「智、潤に任せれば?」

「ごめんね、潤、お願いしていい?」

「うん、任せて…翔さんよりは使えるから」

「なんだと?大体なぁお前らのせいなんだからな?智が疲れてんの」
/ 760ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp