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CANDY☻BOX【気象系BL】

第6章 マドレーヌ




家に帰ると、父さんとお義母さんは
仕事でまだ帰ってきてないみたい。


和「…翔兄」


僕が、そう呟くと翔兄が
僕を優しい目で、見つめてきた。


和「…僕の部屋…来てくれる…?」

翔「…どうして…?」


翔兄は、不思議そうに僕を見る。

…本当は分かってるくせに…。

僕は、少しむくれながらも
言葉を続けた。


和「…僕、やっぱり…そんなに待てないよ…。
今すぐにでも翔兄が…欲しっ…んんっ!?」


僕の言葉の途中で、翔兄に
唇を奪われた。

昨日のキスとは違って
凄く情熱的なキス…。

舌を絡めて、お互いの唾液を交換し合う。
オトナのキス…。


和「…翔、にぃ…っ…んふぅ…んあっ」

翔「…ごめん。昨日あんな事言っておいて…
俺もやっぱり…待てない…」

和「…翔兄…!…っわ…!!」


僕は、翔兄に軽々と抱き上げられると
僕の部屋まで連れていかれた。

…僕のベッドの上にゆっくりと
下ろされると、その上に翔兄が覆い被さる。

…制服からでも分かる。
翔兄の逞しい筋肉質な男の身体が…。

…ううっ。
心臓の音…静かにしてよ〜っ…!


翔「…お前、緊張し過ぎ」

和「…だって…翔兄、カッコイイから…」

翔「簡単にそういう事言っちゃ駄目だろ…?
…お前の方が可愛いんだよ…」


翔兄は、優しく笑うと
僕の首筋に舌を這わせた。









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