第4章 ヌガー・ド・モンテリマール
智「…っあ!…ああっんんっっ…!!」
和「…くっ…!」
和也は、俺のイイトコをひたすらに
突き上げる。
智「…んあっ!もっ…!イっ…くぅっっ…!」
和「…っ俺も…イくっ!」
智「…んあああっっ!!」
俺と和也は、ほぼ同時に熱を吐き出した。
和也は俺の腹の上に
熱を吐き出すと、車にあったティッシュを
数枚とって、ベトベトになった腹を拭いた。
智「…っん」
和「ほら、貴方もさっさと動いて」
智「なんで…?」
和「運転手、帰ってきますよ…?」
智「…まだ大丈夫だろ…」
俺が、グチグチ言っている間にも
和也は綺麗に拭き取り、さっきまでしていた
行為を跡形もなく片付けてしまった。
和「…ちゃんとネクタイも締めて下さい」
智「…分かったよ…」
俺は、和也に言われた通りに
ネクタイを締めた。
そういう和也は、とっくに服も
元通りにしていた。
…俺とのセックスを無かった事に
したいみたいじゃないか…。
智「…ねぇ、まだ時間あるだろ…?」
和「ええ、まあ…そうですね」
智「…キス、してよ…それだけでいいから…」
俺が、隣りに座る和也に
問いかけると、彼は優しく微笑んだ。
和「…キスだけで我慢、出来ますか…?」
智「…っうぐ…。してみせる…」
和「…ッんふふ。分かりました…」