第4章 ヌガー・ド・モンテリマール
和「…智。欲しい…?」
智「…んあ…?」
和「俺のこと、欲しい…?」
智「…和也」
こいつは、時々こういう表情を見せる。
捨てられた子犬のような目。
…母親に無償の愛をねだっている子供のように。
何度も何度も、問いかけるんだ。
智「…もちろん。欲しい…。
ずっと、俺だけのそばにいて…」
和「…ふふ。了解しました、社長」
智「…ッんん!…んうっ…んはっ」
和也は、微笑むと俺にもう1度
キスをしてきた。
それと同時に、俺の乳首もいじってくる。
智「…んあっ…ああっん…!」
和「もう、解していいね…?」
智「…んっ…はやく…」
和「そんなに可愛い事、言わないでよ…」
智「…うあっ…!んんっ…あっ」
俺の蕾を、指先でクルクルと
撫で回す。
…ああ、もう。
焦れったいよ…。
智「…っあ…そ、んなに…っ
焦らさな、いでっ…んんっ…!」
和「…はいはい。もう少し待ってよ…」
和也は、自分のジャケットから
ローションのような物を取り出すと
指に付けて、それを俺の蕾に塗りつけた。
そして、その指が
ゆっくりと入ってくる。
智「…んあっ!…あアッ…!!」
和「智の1番感じるところは…」
和也が俺の前立腺を探るように
ぐるぐると指を動かしてきた。