第4章 ヌガー･ド･モンテリマール

お互いの口の中で、トロトロと
ヌガーが溶けていく…。


智「…んうっ…んんっ…んふぅ…！」


…甘い…。
ヌガーの甘さなのか、それともキスの甘さ
なのか…。

それすら分からなくなるほど、
二宮とのキスが全てを溶かしていく。

そして、二宮が不意に俺から
離れた。


和「…キス、待ってましたよね…？」

智「…なっ…！」

和「ことある事に物欲しそうな目で
俺のこと、見てたもんね…？」

智「…やっぱり、気づいてたんじゃん…！」

和「当たり前でしょ…。智の事で
気付かないことなんて無いんだから…」


ムッとした俺に、和也は
チュッチュッとキスを繰り返す。


智「…な、んっ…で…無視…んんっ…
したんだっ…んくっ」

和「そりゃあ、可愛かったから…ですよ」

智「…アホ…」

和「…それよりも…」

智「…え？…っあ！」


和也は、俺のベルトをカチャカチャと
外すと下着と一緒にズボンも取り払った。


和「…もう、反応してるじゃん…」

智「…ここで…？」

和「…安心して。運転手には、2時間の
休憩を与えといたから」

智「そういう事じゃ…！んあっ…！」


和也は、俺の言葉など無視して
俺の中心を口に咥えた。