第3章 マカロン
翔「…んあっ…んくっ…ふぅっ…!」
潤「…っはぁ…。翔…?」
翔「…っん…なぁに…っ?」
潤「シャワー、浴びてきて…?」
翔「…分かった…」
俺は、翔の身体を離すと
翔はバスルームに向かって動き出した。
その間に、アレ。
用意しておかないとね…?
俺は、自分の部屋に行き、
ラッピングされた袋を取って
リビングに戻った。
…それから数十分後。
バスルームから出てきた翔が、
無防備な姿で俺に近づいてくる。
…翔にとって少し大きめのシャツに
パンツ1枚。
シャツが大きいから、下がなんにも
履いてないように見えて、エロいんだよね。
翔「…上がったよ…?」
潤「…そうだね。…おいで、翔…」
俺が、翔に手を伸ばすと
翔は、躊躇わず俺の腕の中に飛び込んだ。
翔「…じゅんっ…!」
潤「…ふふ。はいはい…」
俺は、優しく翔の頭を撫でる。
こんなに可愛い人、見た事ないよ。
同じ性別だなんて、思えない…。
潤「…翔にプレゼント…受け取って?」
翔「…え…?なに…これ…?」
俺が、渡した袋を
恐る恐る開ける翔…。
その中から出てきたのは。
翔「…ぬいぐるみ…?」
少し大きなテディベアのぬいぐるみ。
翔の腕にすっぽりと収まるくらいの。
…可愛いでしょ?