第3章 マカロン
翔「…ッん…んうっ…」
翔は、軽く俺の唇に自分のを
重ねると、直ぐに離れていった。
翔「…ちゃんとしたぞ。
もう、仕事戻らなきゃ…」
翔が、個室から出ていこうとするのを
俺は翔の腕を掴んで引き止めた。
潤「…今のどこがちゃんとしたの?
…ただ、押し付けただけだろ…」
翔「…そ、れはっ!…んッ!…んんっっ」
俺は、翔の唇を割り開いて
その口内に舌を侵入させる。
翔は、ギュッと俺のスーツを掴んで
ぷるぷると震えている。
…ああ、ほら可愛い…。
翔「…んはっ…んあっ…じゅんっ…んんぅ」
潤「…この続きは、俺の家で。」
翔「…いちいち意地悪なんだよ。潤は…」
翔が拗ねたように口を尖らせる。
潤「…翔は、それが好きで好きで
たまらないくせに…」
翔「…ッん…」
俺は、彼にひとつ甘いキスを落とすと
トイレを出た。
…さあ、帰った後が楽しみだね…。