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CANDY☻BOX【気象系BL】

第1章 カヌレ




俺が、家に帰ると
智くんが扉の前で待っていてくれた。

…はあ…。
本当にこの笑顔があると、疲れが
全部癒されていくよ。

俺は、そんな事を思いながら
智くんを優しく抱きしめた。


翔「…ただいま。智くん」

智「おかえりなさい、翔ちゃん」


…これで、裸エプロンなんかして
待っててくれたら、最高だな〜。

…なんてね。
俺は、変態だな…。


翔「智くん」

智「ん〜?…なぁに?」

翔「チューしよ…?」


俺が、唇を突き出しながら
そう言うと、彼はにっこりと笑って…。


智「…ふふ。今日は随分と甘えたさん
だね…?」

翔「…ダメ?」

智「…いいに決まってるでしょ?」


彼から、ゆっくりと俺に顔を
近づけてくる。

…俺って、愛されてるんだなあ…。






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