第2章 オレイエット
そんなこんなで、放課後。
僕は、約束通り職員室で
先生のお仕事が終わるのを待っていた。
雅「…ごめんな!もう、終わったから。
帰ろうな?」
和「…うん…っ!」
幸い、職員室には誰もいない。
僕とまーくんは、手を繋いで学校を出た。
電車に乗って、他愛もない話をして…。
まーくんの家に着いた。
もう、その頃にはお互い
我慢なんて出来なくて。
まーくんの部屋に入った途端、
僕は、まーくんに玄関の扉に押し付けられて
熱いキスをされてしまった。
和「…んあっ…!…んんっ…ふあっ」
僕も、まーくんに振り落とされないように
しっかりとしがみつく。
ゆっくりと、キスをされながら
部屋の廊下に押し倒される。
…心臓の音が鳴り止まないよ。
それを、慈しむように
まーくんは、柔らかく笑うと
僕の制服のジャケットを取り払い、シャツの
ボタンを外していった。
雅「…怖がらなくていいから。
全部、俺に任せて?」
和「…はい…先生…」