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CANDY☻BOX【気象系BL】

第2章 オレイエット




雅「…先生と、生徒だけど…。
和也君。俺と…付き合ってくれますか?」


先生のこんな表情、初めて見た。

いつも、笑ってて…。
元気いっぱいで…。
誰からも好かれてて…。

僕なんて、絶対に見てくれない
遠い存在だと思ってた。

だけど、その眩しい瞳に
写っているのは、僕だけ…。

…答えなんか、とうに決まってる。


和「…もちろんです。先生…。
僕も、先生の事…大好きですから」

雅「…そっか…!ありがとう…。
じゃあ、2人の時の呼び名、決めとかない?」

和「…呼び名?」

雅「うん。…俺は、和…って呼ぶね」


『和』…。

先生に呼ばれるだけで、こんなにも
自分の名前が、輝いて聞こえるなんて…。

僕はもう、重症かもしれない…。


和「…じゃあ、僕は…。
まーくん、って呼びます…。いいですか?」


僕が、恐る恐る先生の表情を見ると
すっごい笑顔で、僕を見ていた。


雅「…うん!…凄くイイね…。
その響き…。襲いたくなる…」

和「え…!…んあっ…んんっ!」


先生の表情が、男らしくなったかと思うと
僕は、先生に唇を奪われていた。











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