第11章 ガレット・トロぺジェンヌ
そして、翌日…。
おいらは、今日の朝ニノに
ちゃんとしたプレゼントを渡した。
ニノが喜んでる顔は、朝から
刺激的だったけど…。
…んで、今は楽屋に向かっている所。
なんだかおいら達の楽屋…騒がしいな。
智「おはよ〜」
和「…おはよ、ごさいまーす」
雅「リーダーっ!…見てみてこれっ」
智「え、なになにっ!?…なにごと!?」
おいらが楽屋の扉を開けると
相葉ちゃんが、飛び出して来た。
…それは、朝から騒がしい訳だ。
雅「…あのねっ」
翔「ちょっ…!相葉くんっ」
相葉ちゃんが、おいらにスマホを
見せてきた途端、翔ちゃんが割って入ってくる。
…どうしたんだろ?
雅「…別にイイじゃん!減るもんじゃないしっ」
翔「ダメッ!…俺の何か大切な物が欠けるっ」
和「…相葉さん…貴方、まさか…」
智「え…本当なに?」
おいらだけが状況を、全く掴めず…。
置いていかれてる。
雅「…もう、良いでしょ!」
翔「…相葉くんのばかあっ」
とうとう翔ちゃんは諦めたように
ソファに座り込んでしまった。
その後を追うように、ニノも
翔ちゃんの隣に座った。
和「ほっときましょう、翔さん」
翔「…ニノぉっ」
和「よしよし…」
そんな微笑ましい2人を見ていると
相葉ちゃんが、おいらの腕を掴んだ。
雅「…リーダー、見てっ」
智「…う、うん」
そして、相葉ちゃんが見せたものが…。