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【男主】愛のウタ【カラ松】

第10章 旅行に行こう 2 ※


食事を終え、マッタリしていると今度は床の準備をと仲居さん達が動き回っていた

ふとカラ松を見ると、そんな彼女達を熱心に見つめている
それは仲居さん達が出て行って静寂が訪れるまで続いた

冗談じゃない

カラ松に近付き顎を掴んでこちらを向かせる

カ「煌?・・んん!ふ・・・んぐ、は、んぅ」

どうしたんだと問うような顔に更に苛立ち、噛みつくようにキスをする

「ん、はぁ・・・今更女には渡さないから」

唇を離し呟けば、ポカンとしたカラ松と目が合う

カ「嫉妬してくれるのは嬉しいが・・・それはこっちのセリフだ」

「俺なんもしてないけど」

そう答えればカラ松は俺の浴衣の袖をキュッと摘む

カ「煌は背が高いしカッコいいから、知らない間にレディの視線を集めるんだ」

・・・俺の理性を試しているんだろうか
袖を摘み、顔を赤くして切な気に眉を寄せながら紡がれる、自分を褒める言葉

カ「いつレディ達が声をかけるか、いつも気が気じゃな・・わっ」

最早理性云々はどうでもいい
カラ松を抱き上げ、綺麗に敷かれた布団へと横たえた

「俺が誰のものか、あんたが誰のものか・・・もう一度教えてあげる」

言いながら浴衣の上半身を脱ぎ、帯で引っかかっているだけの状態になる

そんな俺をぼんやりと眺めながらカラ松が口を開いた

カ「・・・セクシー、だな」

「なにそれ。セクシーなのはカラ松でしょ・・・合わせからみえる乳首も、裾から伸びる脚も」

はだけているのが、より一層色気を醸し出している
言葉の通りの場所に手を這わせると、悩ましげな吐息が漏れた

カ「は、んん・・ふぅ、ぁ」

声に合わせてピクピクと身体が小さく跳ねる
その度に少しずつ浴衣がずれていき、色香が増していく

浴衣というだけでこんなにも違うのか
思わずゴクリと唾を飲み込んだ

カ「煌」

おいでと言うかのように手を伸ばしてきて、優しく名前を呼ばれる
その仕草に誘われるように近付き唇を合わせた

「ん、ふ・・はぁ」

カ「は、ふ・・んぅ、んむ」

シチュエーションというものはバカにできないな
股間が痛いほど勃っている

カ「ふふ、ギルティボーイが苦しそうだな」

「くっ・・・この雰囲気でやめてくれる」

甘く妖艶な雰囲気を壊すような発言に思わず吹き出す
それとほぼ同時に股間をなで上げられた


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