第7章 初夜 ※
ベッドへたどり着くとフワリと優しく寝かせられ、再びキスの時間となった
ついばむようなキスからどんどん深くなっていく
カ「ん、ん・・・はん、んふ・・ぁ、んぅ」
キスが途切れるとパジャマのボタンを外され、下も全て脱がされる
肌が露わになり、煌の手が優しく滑るように触れた
触られた場所からジンワリと熱が広がると同時にくすぐったくて身じろぐ
「・・・くすぐったい?」
カ「少し、な」
「俺カラ松の肌好き、滑らかで」
そう言いながら全身を撫でられる
くすぐったいような気持ちいいような、なんとも言えない感覚だ
それでも愛する人からの愛撫に変わりはない
しっかりと自身が反応する
やんわりと握り、ゆっくりと上下する煌の手
カ「ん、は・・・ふぅ」
堪らず吐息と声が漏れた
「もっと・・・声聴かせて」
そう言って煌の頭が下がっていく
股間に顔を埋めたと思ったら、彼の温かな舌が裏筋や鈴口を這う
カ「あ、あぁ!ん、ぁ・・・煌、きもち、い」
彼の舌による刺激に、無意識に腰が浮いてしまう
もっと、と強請っているようで恥ずかしいが、そんなことはどうでもよくなってくる
次第に口の中へと含まれ、ジュブジュブと音を立てて吸われる
カ「んあぁ!や、吸った・・ら、ダメ・・・あ、んぅ、あぁあ!」
「一回出しとくか?」
チュッと先端を優しく吸いながら聞いてくる
カ「ぁ、ん・・・イきたいぃ」
「ん、いい子」
再び咥えられ、舌・口腔内・手と彼の触れてくるもの全てに攻めたてられる
カ「や、らめ・・イく、イっちゃう・・・はな、し・・ぁ、ダメ!あ、ああぁぁぁあ!」
離してという訴えは受け入れてもらえず、煌の口に射精してしまう
カ「離して、って・・・言ったぁ」
起き上がり、コクンと喉を上下させる煌
そしてニヤリと笑い、俺の膝裏に手を当てて持ち上げる
カ「・・・煌?」
彼は言葉を発することなく再び股間へと顔を埋める
カ「ひやっ!ちょ、ま・・や、って」
あろうことか後ろの蕾に舌を這わせたのだ
カ「煌、やだ・・やめ」
「やだ」
止めるどころか、むしろ舌を差し入れてくる
さらには指までも
カ「や、指入れな・・んあぁ!」
今までにない感覚に体が戦慄(わなな)く