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【男主】愛のウタ【カラ松】

第7章 初夜 ※


side.カラ松

夕飯を済ませシャワーを浴び、今はソファで寛ぎ中
煌はシャワーを浴びている最中だ

左手を翳し、マリッジリングを見つめる

カ「なんだか信じられないな」

煌と永遠の愛を誓ったんだよな

「何が信じられないの」

カ「ぅわあぁ!」

驚くあまり肩をビクつかせる
振り向くと頭を拭きながらこちらを見下ろす煌がいた

「で?」

ドサッとソファに座りながら尚も聞いてくる

カ「その、煌とけ、結婚、したんだなって・・・なかなか実感が沸かなくてな」

「ま、形だけだけど・・・今さっきだから実感なくて当たり前でしょ」

俺の左手に彼の左手が絡まる
互いのマリッジリングがキラリと光った

「いずれこれが当たり前になるんだから」

スローモーションのようにゆっくりと抱き寄せられ、唇が重なる

カ「ん、んぅ・・は、ふぅ・・・んん」

静かな家の中に舌が絡む音と吐息が響く
耳に届くそれらの音のせいで、最早恥ずかしさよりも興奮の方が大きくなっていた

どちらのものか分からない唾液が口の端から垂れる
唇を離されたと思えば、それを煌が顎の下から舐め上げ再び口付けられた

カ「ぁ、ん・・煌、まっ・・・んぅ」

逃がさないと言うかのように舌が絡まり合う
堪らず彼の頭を抱き込んだ

息苦しさを感じる間もないほどキスに酔いしれる
しばらくして不意に抱き上げられた

カ「ん、なに・・・?」

「ベッド、いこっか」

カ「あぁ、折角のウェディング ナイトだからな。とびきり甘く抱いてくれ」

額を合わせて囁けば、クスリと笑う煌

「仰せのままに Mea Fortune。俺の為に乱れてよ」

カ「・・・そのセリフはどうかと思うぞ、女神に乱れてなんて」

「俺の女神だからいいじゃん。乱れてるカラ松エロくて好きだし」

カ「っ・・・バカ」

抱っこされた状態でそんなやり取りをしながらベッドへと向かう




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