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レッテル 1
第6章 思い出
「総長どうでした!?」
彼のいる病室を出ると、渡辺さんが聞いてきた。
「今はそっとしてあげてください…。」
「俺の…俺のせいだ…。」
渡辺さんはギュッと拳を握った。
「どういう事なんですか?」
「じつは…。」
彼はゆっくりと語り始めた。
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