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レッテル 1

第56章 作戦会議




「え?そんなことないですよ。」

今出来る極上の笑顔の仮面を張り付けた。

嘘をついた。

ウソつき。

でも、時にはつかなくてはいけない嘘もある。

誰にも迷惑かけないためには、今こうして嘘をつくことが最善だとあたしは信じている。

「そっか。なら、安心した。」

先輩はそう言うと、あたしから顔を反らした。

ちょっと離れたところで、三善先輩が他の先輩達にいじられていた。
先輩はそれを見て笑っている。
思わずあたしも笑った。










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