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レッテル 1
第49章 龍の刺青
「……あた…しも…愛…して…る。」
彼女が小さく呟いた。
胸がキューっと締め付けられるような思いになる。
やべぇ……
俺……
コイツが好きすぎてどうにかなっちまいそうだ。
「桜……。」
彼女を自分の方に向かせる。
「誠也…君。」
大粒の涙を流す彼女の濡れた頬をそっと触った。
そして、唇を奪った。
お前は俺のものだと示すように。
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